
空に瞬く星々は告げる。 全ては星の運命。 予言は外れない。 宿命は覆らない。 貴方がどれだけ世界に愛されようと、世界は貴方が抗うのを許さない。 貴方の変えてきた世界の、その実なんと小さいことか。 星々を前には、貴方とて意味の無い存在に過ぎない。
星の煌めく闇夜は告げる。 矜恃を砕く無力さ。 命は他者の手の中に。 力は他者の手を取って。 貴方がどれほど強大な力を持とうとも、今は貴方に何一つ従わない。 常に更なる深い闇が、足元揺らぐ薄氷の下に。 夜明けまでの平穏が、施された奇跡であることを自覚せよ。
──いつからか、わかってしまっていたとしたら? 認められぬものを認めてしまったとしたら? 超えられないものがあるということを知ったとしたら? “私”は、諦めてしまうのか?
mhyk Oz
photo:三脚
